ここ1,2年で数多くの著名人の方に不幸な話がありました。
連日はいるニュースに驚きを隠せなかった人も多いと思います。
何を隠そう私もその一人ですから…
以前から、私自身生きていくことが辛くなり、毎日本当にしんどい思いをしながら
過ごしていたという話をしてきています。
その中で自死についても少し触れたかもしれません。
私自身は勇気がなく、数度チャレンジしようと思った程度ですが
実際には30以下の死亡原因の1位が自死であるという事実が物語っているように
結構身近な存在なのだと思っています。
自死をニュースがある度に言われることがある言葉に
『辛いときは誰かに相談してください』とか
『なぜ話してくれなかったんだろう』とかあると思います。
でも私は思うんですよ…
自死の覚悟って相当なんです。
そういう人達って普段から少なからず”死にたい”って感情があるんですよ。
そういう人達がいつ実行に移すかの話なんですよ。
少し細かく言うと…
普通に何も不満もなく生活できている人達の感情は
生きていたい:100 死にたい:0
で構成されていると思います。
でも悩み苦しんでいる人達の感情は
生きていたい:1~99 死にたい:1~99
で構成されているんですよね。
私は昔から生きたいと死にたいが50を境に競っていて
死にたいが50を超えた瞬間が行動するときなんだと思っていました。
でもそれは間違いでした。
私自身50を超えたことは何度もあります。
おそらく80を超えたりもしたかもしれません。(首にひもを巻き付けて締め上げたことくらいあります)
でも死ぬという決断はできませんでした。
では人はいつ死ぬという決断をするのでしょうか…
おそらくですが”死にたい:100”になった瞬間だと思います。
その瞬間というのはものすごく解放されるのかなと…
今まで悩みに悩んで苦しんで…そのすべてから解き放たれる気分になるのかなと…
その瞬間は最高に幸せなのかもしれません。
だからこそ
『辛いときは誰かに相談してください』とか
『なぜ話してくれなかったんだろう』といった行動が出ないんだと思います。
辛かったら相談 ⇒ 辛さから解放される瞬間
なぜ話してくれない ⇒ 止められたらまたつらい時期に戻らなければならない
これはあくまでも私の見解ではありますが、私自身はこう思っていました。
死にたいが100になった瞬間は絶対に誰にも引き留めてほしくありません。
だから誰にも何も言えず、静かに行動に起こすのだと思います。
思い立った人を止めることは不可能です。
だからこそ思い立つ人が1人でも少なくなること…
ただただこれを望むばかりです…
この気持ちを理解している人と話すことができれば少しは楽になるかもしれません。
そんなコミュニティがあればぜひとも参加してみたいものです…