今日の夜、発表会のお誘いのメールが父に届きました。

悩みに話しながら、発表会に出ることを決めました。

(曲は、父が選んだ「高嶺の花子さん」)

しかし、その話している間で、

「てつが楽しんでやってくれているんなら、高いお金だって出すよ」

この言葉が、考えたいことでした。

父は、日々、仕事に苦しみながら、毎日を過ごしているのに対し、

俺は優雅にドラムをたたいていること。

こんな贅沢ばっかしていて、これでいいのでしょうか。

俺は、シャワーも浴びずに、乾いた風呂の椅子に座りながら、

ずっと考えていました。

「父ちゃんだって、きっとお金に困る。

それなのに、俺は、父ちゃんに贅沢させてもらっていいのだろうか」

きっと、そう遠くない先、

ドラムを辞めて、ドラムを売って、恩返ししてあげたい。

自分は、父ちゃんに「大丈夫?」と言われようとも、

僕はまた新しい道を選んで、進んでいくから。