昨日、おとといとお休みしてしまいました。
理由はお墓参りのために地元に帰省していたためです。
私が今住んでいるところから地元までは
200キロちょっととそんなに離れていないので
最近は帰り道も下道でのんびり帰ることが多いのですが
どこに居もよることもなく、トイレ休憩にスーパーによるくらいで
残りはずーっと運転しています。
まぁコロナ禍という事もありますし、なるべく人と接しないようにしなきゃいけない
という意識が常にありますからね…
私自身18歳で地元を離れてからというもの、年に1回帰るか帰らないかという生活を
20年以上過ごしていました。
ここ10年でたくさんの親族が天国に旅立ちました。
その都度
『なんでもっと地元に帰って顔をみせなかったんだろう』
と後悔ばかりしていたのを記憶しています。
今実家には父親しかおらず、私を含め3兄弟はすべて家から出てしまっているので
なにかと父親のことが気にかかるようになってきました。
だからこそ、時間が空けばなるべく帰るようにと心がけているのですが
去年から続くコロナ禍で、なかなか帰ることもままならず…
そんな中、父親からワクチン接種が終わったとの連絡をもらったので
今回の帰省に踏み切りました。
今年母を亡くしたのですが、今年の正月に
顔を見に帰りたい旨を母親に伝えたところ
『コロナが収まってからにしてほしい!今は怖いからやめて!』
って言われたんですよね…その時は”解った!”って返事したんですけど
まさかその会話が母親との最後の会話になるなんて思ってもみなかったなぁ…
だからこそ母のお墓参りも含め、父が生きている間に
1回でも多く顔を見せていきたいと感じている今日この頃です。
皆さんもコロナを気にしすぎて大切な人に会わない選択をしているかと思いますが
いつ何時その方がいなくなるかはわかりません。
だからこそ、会う選択をせずに後悔することもあるという事を知ってほしいんです。
私は”母が怖いと言っていることはすべきではない”という選択をして
とてつもない後悔に襲われています。
なんで”感染対策完璧にするから大丈夫!”って言えなかったんだろう
なんで”どうしても会いたいんだ!”って伝えなかったんだろう
そんな後悔が今でも心の中にくすぶっています。
皆さんに”会いに行った方がいい”とはいいませんが
会う、会わないの決断は慎重にしてもらえることを心から願っています。
悲しい思い出が詰まった38記事目
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