男性が取得する育休の意味って… – K-FAMILY BLOG[めいてつの音楽遊び公式ブログ] (kfamilylife.com)
この記事の続きです。
昨日予告した通り、男性が育休をとるにあたり、何をすることで存在意義を示せるかを
私の独断と偏見で考えていきたいと思います!
そもそも育児をするにあたり、お母さんの存在は圧倒的に大きいです。
そもそも生まれてすぐの赤ちゃんは、お母さんの胸の上でお母さんの心臓の音を聞き
落ち着くことができると言われています。(出産後すぐお母さんのすぐ横に移動するのはそのためとも!?)
お腹の中で共有していたリズムが、睡眠を促進するんだそうです。
この時点でこれはお母さんにしかできない行動になります。
続いてもちろん『授乳』です。
赤ちゃんは生まれてすぐは免疫が備わっておらず、母親の母乳から免疫を受け継ぐ形で病と闘うそうです。
今や粉ミルクや液体ミルクなどの進化も著しく、栄養面での不安は特にないかと思いますが
免疫力の譲渡となるとそうはいきません。これも母親ならではの育児行為と言えるでしょう。
そして世間一般でよく言われているのが『子供の泣き声に敏感である』という事です。
母親の方が近くで寝ていることが多いせいか、圧倒的に子供の泣き声に敏感です。
旦那さんはいくら泣いても起きない!なんて愚痴をよく聞きませんか?
何を隠そう私自身も夜泣きにはほとんど気づくことはありませんでした。
その点では奥さんはすごく頑張ってくれていたと思いますし、聞いた話だとうちの子たちは夜泣きが少ないほうだったとも言っていました。
この辺が母親が偉大であるとの見解の理由なのですが…ではこれを踏まえて男(父親)は何をすべきでしょうか。
私が考える男性の育児へのかかわり方は『母親でなくてもできることをやる』これに尽きると思います。
加えていうなら『育児よりも家事を率先してやるべき』だとも思っています。
男性が育児に参加する最大のメリットは『赤ちゃんの面倒を見ていない人がいる』ことだと思います。
基本的にはお母さんは子供につきっきりになってしまうことが多いでしょう。
つまり赤ちゃんの面倒を見ていない人とは旦那さんの場合が多くなると思います。
赤ん坊のお世話で手一杯のお母さんの代わりに、手が空いているお父さんが動けばいいという場面が多々出てくるんです。
そここそが育休を取得した旦那さんの出番という事になります!手一杯のお母さんが家事をしなくていいよう
旦那さんが家事をこなすことにより、お母さんはより深い愛情を赤ちゃんへ注ぐことができると思います。
一時期の『イクメンブーム』で、イクメンという言葉が独り歩きしたせいで『イクメン=子供の世話』と勘違いをするお父さん方が爆発的に増えてしまったような印象もあります。
抱っこや、おむつを替えるなど育児の面では簡単で手間がかからない部分だけをすることで、『自分は育児に参加しているんだ!』と思ってしまっていたり、そういったことをすることが育児だととらえてしまうんだと思います。
私は男ですが、奥さんを見ていて一番しんどそうだなと思ったこと。それは
『睡眠時間が削られている』
これに尽きます。育児の最大の敵は睡眠不足なんです!
だからこそ我が家に今、新しい命を授かって もし育休を取得する立場になったとしたら
『1分1秒でも多くの奥さんの睡眠時間を確保する』
ことに専念すると思います。そのためには家事はすべて私が。また男でもできる
・おむつ替え
・お風呂
・寝かしつけ
などは極力私が。ミルクを飲む子供なのであれば夜中にミルクをあげるのは私が。
そして奥さんが一人になれる時間(寝ているときも、起きているときも←※これかなり重要だと思います)を最大限確保するために動くと思います。
これが私の考える育児休暇を取得する意味です。
これはあくまでも私の考えで、全員に当てはまる正解であるとは思いません。
家事の面で旦那さんに触ってほしくないものがあったり、こだわりがあったりする奥さんもいると思いますし
むしろ旦那さんが子供とたくさん触れてほしいと願う奥さんもいらっしゃるでしょう。
だからこそ夫婦間、さらには勤め先企業も含めた話し合いが大切になると思います。
大枠だけ見ることなく突っ込んだ話し合いがもっとできる世の中になることを望みます。
皆さんが考えるきっかけに少しでもなれればうれしいです!