少し長めのタイトルで始まりましたが…
皆さんに少し質問です。
今現在日本を動かしている人ってどんな人だと感じていますか?
わかりやすく表現するならば
現在の総理大臣”岸田文雄”さんがその筆頭にあげられるかと思います。
他には…いわゆる自民党の重鎮といわれる方々が思い浮かぶと思います。
最近Twitterを騒がせた”麻生太郎副総理”の発言
『若者が政治に関心を持たない国はいい国です』
この言葉が象徴する通り現在日本を動かしているのは
いわゆる”高齢者”と言われる世代の方々です。
疑問に思われる方が少ないからこそ、何十年とこの現状が変わっていないのでしょうが
私自身はなはだ疑問だと感じています。
一番大きな問題点としては
『バブル世代の議員がいまだに居座り続けている』
これに尽きると思います。
いわゆるバブル時代では、土地の価格は上がり続け、買えば必ずもうかると言われたほど
銀行金利も普通預金で1%を超え、ただ給料をそのまま銀行に預けているだけで
資産が勝手に増えていくという夢のような時代。
お金をどれだけ使っても、収入は増え、自分のもとに返ってくる…
そんな時代に議員になられた方が今の日本を動かしているんです。
確かにあの時代であれば
『政治について何も考えなくても幸せになれる』
そんな時代だったかもしれません。勝手に資産が増えていくんですから…
ところが今は状況が全く違います。
銀行に預けていても資産は増えるどころか、緊急で時間外にATMを利用しようものなら
何年分の利息を持っていかれていることやら…
あの頃から物価はほぼ変わっておらず…先進国とは思えないほどの物価上昇率にもかかわらず
当時200円と言えば高級と言われたカップラーメンの価格をご存じかと聞かれ
『400円くらいか』と答えた麻生太郎副総理に象徴されるように
政治家の方の報酬は年々上昇傾向にあるんです。
もしかしたら議員の方々は、ご自分の報酬が世間の物価と連動していると思われているのかもしれませんね…
こういった世間の感覚から逸脱された金銭感覚(資産状況とも言えますでしょうか…)の方が日本を動かしている以上
本当の世間の声は届かないと思います。
かのマリーアントワネットではないですが
『パンがなければお菓子を食べればいい』
と平然と言ってきそうな方々がこの国の何に気付けるというのでしょうか。
黙っていたら搾取され、自ら考え、勉強し、行動できない人には非常に厳しい時代となりました。
麻生太郎副総理の言っていることが正しいとするのであれば
『若者は政治に関心を持つべき時代』
なんだと思います。
今なぜ我々は苦しんでいるのか。
勤勉で勤労で、世界的にみてもまじめだと言われ、技術力も世界トップクラスの日本人が
約25年間、給料横ばいなのに負担額は増え、実質賃金が減り続けているのか。
これは『政治に関心を持たなかった若者』のつけなのかもしれません。
このことについて皆さんはどうお考えになりますか…