本日Twitterのトレンドを見ていると
『日本企業の経営層四人に一人がが男性の育休取得に反対』
といったニュースを目にしました。そこには様々なコメントが投稿されていたのですが
自分の考えとは少しずれていて、自分の考えが少し変わっているのかな?と思ったため
今日のテーマを育休にしてみました。
そもそもどれだけの人が男性の育休取得を推奨しているのでしょうか。
コメントの中で多く見られたのが
『こういった企業には将来性がない』や『古い』といったネガティブな要素でした。
私自身2人の子宝に恵まれていますが、育休をとった経験はありません。
少なくとも二人がまだ小さかったころ(8年ほど前ですかね…)には
世の中で男性が育休を取得するといった風潮はそこまで広がっていたものではなく
企業側にも男性の育休取得について就業規則で触れていないところがほとんどだったと思います。
では私自身が男性の育休取得に後ろ向きな考えを持っているか?
そう聞かれた場合は『いいえ』です。圧倒的に取得した方がいいと思っています。
が!ただ取れと言われるからという理由で取得するという事は反対です。
何度かTwitterやニュースなどで育休についての特集やつぶやきを見ていた中で
育休を取得された側…つまり『奥さん』の話を見聞きする機会がちょこちょことありました。
まぁ面白おかしくするためでもあるのでしょうが、そこには基本的にネガティブな発言が多かったと記憶しています。
理由はいたってシンプル。『育児休暇=長期休暇』と勘違いしてしまった人がいるという事です。
奥さんからは『世話をする人がもう一人増えてむしろ大変になった』といったワードがよく聞かれました。
私が100賛成できない理由はこの辺にあると思います。
少なくとも日本は性別間での(外からの)考え方の違いが根強いと思っています。
だいぶ改善されてきてはいると思いますが、『家事は女性が(多く)するべき』といった考えの人は
いまだに多く残っていると思いますし、それをこなせてしまうだけの能力を持っている女性が多いのも事実です。
今ではかなり希少種になっているとは思いますが、昔の亭主関白的な父親が『会社で推奨されているから』といった理由で育休を何か月も取ってしまった時には奥さんにとっては地獄の始まりでしょう。
育休を取得する、会社として推奨する前にまず『育休を取得した男性がするべきこと(これをすれば奥さんが喜ぶこと)』を学ぶべきだと思います。
そこにはそれぞれの家庭の環境や、家族の性格の問題も含み『正解が一つではない』ということも考慮すべきですし
企業側も男性社員の意見ばかりを尊重するのではなく、奥様からも聞き取りの機会を持てるとより社員が働きやすい
環境が育っていくのではないかなと思っています。
『男性も育児休暇を絶対に取りましょう!』は非常に危険な考えであると思います。
世の育児に励むお母さま方が、よりよい環境で子育てができる環境になることを心から願っています…
明日は今日の話から私の思う『育児休暇を取った男性は何をしたらいいか』を記事にしていけたらと思います!