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このお話の続きです！
スマホの普及に伴い、誰しもが一度は経験しているであろう
スマホ用ゲーム…その中でも特に依存しやすいもの…それが
『ソーシャル(ネットワーク)ゲーム』
いわゆるソシャゲです！とてつもない種類が毎月リリースされ
やったことある人も多いと思います。その中でもゲームを有利に進めるために
『課金システム』というものがあり、課金アイテムを購入することで
より良いアイテムやキャラクター、カードなどを得る抽選を行うことができます。
ここがとても重要！
あくまで『抽選を行う』ことができるわけで、欲しいものがそのまま購入できるわけではないということ
(本当のソシャゲ誕生時はアイテムを購入するシステムもありましたが…例：回復ポーションなど)
言葉を選ばなくていいならこれがほんとにたちが悪い…プレイしたことがある人が多いと思いますが
ゲーム内で仮想ガチャガチャ(ゲーム内キャラやカードを得るためのもの)を回すために無料でも回すことは可能ですが
ほかのプレイヤーより有利に立つためには同じ回数ガチャガチャを回しても到底突出することはできません。
だからこそお金を投入し、他のプレイヤーよりも多くのガチャガチャを回すことで有利に立とうとするわけです。
一度冷静になって考えてみましょう…
大会が開催され、賞金が出るようなゲームならまだしも、ほとんどのソシャゲはそのようなことはありません。
でもゲーム内でマウントをとるためだけに莫大なお金を投入している人が現実に居るんです。
私もその中の一人でした。
ソシャゲを始めたころは『課金なんてするわけない』と思っていました。
特にゲーマーを自負していた私はどっちかというとコツコツ派で、ゲームに関しては時間をかければ何とかなると思って生きていました。
もちろんソシャゲに関してもそう思ってましたし、実際に課金などせずコツコツとやっていました(その分時間は莫大にかけていましたが…)
ところがある日のふとしたタイミングで『500円だけ課金してみようかな』と思う瞬間が訪れました。
そう…これが悪夢の始まりでした。
始まりはたった500円…タバコ一箱我慢すればいいぐらいの金額でした。
その時は500円の課金で済み、それ以上使うことはなかったのですが
一度課金をしてしまったことで、何かが切れてしまったんです。緊張の糸のような張りつめていたものが切れてしまい
500円が3000円…3000円が10000円…10000円が50000円と日に日に課金額が増えていくんです。
その時の心境としては『一度課金をした以上はランキング上位に行きたい』です。
たった500円で上に行けるわけもなく、上位に行くためにはそれなりの金額を投入しなければなりません。
当時は課金勢という言葉がでてくるほど課金に対してのハードルが高く、大概のプレイヤーは無課金で楽しんでいる人たちでした。だからこそ課金の破壊力が大きく
ある程度課金をすればマウントをとることができてしまったため、それが気持ちよくなり、止まらなくなってしまうという悪循環に飲み込まれていきました。
さらにお金を使った以上は『絶対にランキング上位に入るんだ』と心境が変化し、今まで以上に時間を使うようになりました。
こうやってゲーム廃人と化していくわけですね…
私が課金をしたことがあるゲームはおおよそ10タイトルくらいありますが
そのほとんどを結構あっさり投げ出しています。
お金を使っても勝てないとわかると急にむなしくなるんですよね…
ここがソシャゲの一番の闇の部分で、ソシャゲは辞めたら何も残らないんですよね…
家庭用ゲーム機を使ってやるゲームはプレイスキルだったり、ゲーム知識だったりと同じゲームでも残るものが多少あり、さらに家庭用ゲーム機はソフトを購入するわけで、課金システムは搭載していないゲームが多いです。
ソシャゲはほんとに何も残らない…アンインストールなんてしようものならクラウド上にデータがあるだけで
自分の手元には何も残らない…残るのはむなしさだけです。
それでも辞めれないのがソシャゲなんです…おそらく同じ気持ちの方も多いかと思います。
今現在私はすべてのソシャゲを辞めることに成功しました。
今までゲームに使っていた時間をこうしてブログを書いたり、本を読んだり、犬と戯れたり
家事をしたりと有意義に使っています。
どうやってゲームを辞めることができたか…その経路をいずれお話しできたらと思います。
本日はこの辺で…明日は病院(精神科)に行くためにお仕事をお休みします。
おそらく明日か来月で通院が終わりそう…また通院の様子もご報告します。
