突然ですが皆さん…嘘をついたことがありますか!?

まぁ…ないという人は皆無だと思います。

そういう私ももちろん嘘をついたことがないなんて言いません。

物事の良しあしがわからない小さいころ

私は家族の機嫌を取るためにいい人を演じなければならなかったという事があります。

誰にでもある挫折

家の中での感情を書いております

常に家族の機嫌を伺い、自分の身を守るために小さな嘘を積み重ねていたと思います。

怖いことに人間は慣れてしまう生き物

嘘をついて自分の身を守れたことがよい記憶として頭の中に残ってしまい

徐々に罪悪感が薄れ、嘘をつくことが当たり前になってしまいます。

正直、嘘をつかない自分に家の中での居場所がなかったですし

自分を肯定するために嘘を重ね、自分を大きく見せるために見栄を張って生きていました。

本当の自分を出すことができず、嘘で固めた自分を見せることでした

自分を守ることができなかったのです。

そんな私が”このままじゃいけない”と思えるようになったのは

結構いい大人になってからです。

大学に入り、一人暮らしを始めたころ、とある友人の家で

『クローズ』(高橋ヒロシ先生)

という漫画に出会いました。かの有名な不良漫画です。

この中にはカッコいい男とカッコ悪い男がとても分かりやすく描かれていました。

そこで気が付いたのです。

自分を飾ることでしか付き合うことのできない知人は友人と呼べず

本来の自分を受け入れてくれる人こそ友人なのだと

そこからというもの、徐々に本当の自分をさらけ出すことで

次々と人が離れっていき、私の周りには片手で収まる程度の友人が残りました。

でもこれが気持ちいい!

気を遣わず人と接することができることが何よりも気持ちいいと感じました。

お互い言いたいことを言え、一緒に居ても互いがやりたいことをやる。

また、同じことをすれば楽しみが2倍になる

そんな友人関係を築くことができるようになったのです。

これは嘘で自分を偽っていた時にはありえないことでしょう。

いまだに自分の性格が災いして忌み嫌われることもあります。

精神的にやられることもあります。でも自分をまげてまで生きていく性格(生活)に戻るのは

サラサラごめんだとも思っています。

人間関係による挫折は立ち直るのに時間がかかります。なんなら立ち直れずに…なんてこともあります。

(実際私もそのリスクがありました)

だからこそここでの挫折をよりプラスに変えることが

生きていくうえで必要なのだと思います。

今日はこの辺で…